クレディS顧客口座「比較的新しい」と豪国税庁-346人に絞り込み

  • 口座の詳細な情報のオランダ当局へのリークが引き金となった
  • ATOは約1000口座の詳細情報から焦点を絞って調べを進める

脱税とマネーロンダリング(資金洗浄)を巡るグローバルな捜査および調査の一環として、オーストラリア国税庁(ATO)が調べているクレディ・スイス・グループの銀行口座が、比較的新しいものであることが分かった。ATOのクランストン次長が明らかにした。

  クランストン次長は4日の電話取材で、いわゆる「パナマ文書」でリークされたデータの多くが数十年前のものだった経緯と比較し、調査対象となっている口座は「比較的最近」のものだと説明。日付がどこまでさかのぼるかについては、正確な言及を避けた。

  クランストン次長は「全てがアクティブというわけではない。一部は過去数年の間に開設され、すぐに解約された可能性がある。しかし、通常われわれが目にするものと比べれば、より最近のものだ」と語った。

  脱税と資金洗浄を巡る英独仏とオランダ、豪州当局による捜査および調査は、口座の詳細な情報のオランダ当局へのリークが引き金となった。各国当局はリークされた情報の重要性を判断するために関係者からの情報収集に動いている。クランストン次長によれば、オランダ当局から提供された約1000口座の詳細情報のうち、ATOは最初の346人に焦点を絞って調べを進めており、特定の取引銀行の番号に電話した口座保有者を割り出すため、通話記録の確認も行った。

  クレディ・スイスの広報担当者は、オーストラリア当局からの接触はないと電子メールで回答した。 

原題:Australian Credit Suisse Probe Covers Relatively Recent Accounts(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE