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バランスシート政策巡る議論に注目-5日公表の米FOMC議事録

金融市場にとって、米金融当局のバランスシート政策には、分かっている部分よりも疑問点の方が多い。こうした状況も、ワシントン時間5日午後2時(日本時間6日午前3時)に公表される3月の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録を皮切りに変わってくるかもしれない。

  米金融当局者によれば、4兆5000億ドル(約500兆円)に上るバランスシートの縮小に向けた計画について3月14、15両日のFOMCで本格的な議論を開始した。そして最新の議事録は、投資家が初めて目にする同政策に関する議論のきちんとした説明となりそうだ。

  SEIインベストメンツの運用者ショーン・シムコ氏は米金融当局について、「下準備をして、当局が実行するであろうさまざまなシナリオを消化するのに十分な時間を市場に与えている」と話した。

  FOMCでバランスシート縮小開始を決めれば、利上げサイクルは一休みとなるかもしれないと、ニューヨーク連銀のダドリー総裁は3月31日のブルームバーグテレビジョンとのインタビューで語った。

  ダドリー総裁の発言を受け、フェデラルファンド(FF)金利先物取引で投資家が織り込む2018年1-6月(上期)の利上げ確率は昨年11月半ば以来の低水準となった。議事録で同総裁のコメントが裏付けられれば、重要なポイントとなるだろう。

原題:What the Fed Minutes Could Reveal About the Balance Sheet(抜粋)

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