米国債:下落、10年債利回りは年初来の低水準付近から上昇

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4日の米国債相場は下落。10年債利回りは年初来低水準付近から上昇した。財政面での刺激策に対する楽観の後退や、金融当局による利上げおよびバランスシート政策変更の可能性を見極めようとしている。

  ブルームバーグ・ボンド・トレーダーによれば、ニューヨーク時間午後4時59分現在、10年債利回りは前日比4ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の2.36%。30年債利回りは5bp上げて3.00%。

  5年債と30年債の利回り格差(イールドカーブ)は約111bpに拡大した。

  プライマリーディーラー(政府証券公認ディーラー)を対象にした調査では、将来の利上げ見通しとトランプ政権の財政面での刺激策の方針を踏まえ、今後のイールドカーブの形状について見方が割れていることが示された。利上げ見通しは通常フラット化につながり、財政面の刺激策はスティープ化をもたらし得る。

  5日には連邦公開市場委員会(FOMC)の3月会合の議事録が公表され、それによりバランスシート政策をめぐる議論が活発になる可能性がある。

  7日には3月の米雇用統計が発表される。3月の雇用統計は歴史的に見て市場予想を下回るケースが多い。

原題:Treasuries Decline After Yields Test Bottom of Range for 2017(抜粋)

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