トランプ米政権は、先月十分な支持を得られず撤回を余儀なくされた米医療保険制度改革法(オバマケア)代替法案の新たなバージョンを支持するよう、下院共和党の保守派らの説得に努めている。

  ペンス副大統領とプリーバス大統領首席補佐官は3日遅く、下院保守派グループの「下院自由議員連盟」と会談し、新ヘルスケア法案の詳細を説明した。マルバニー行政管理予算局(OMB)局長も同会合に参加した。

  会合後、プリーバス氏は「われわれは話し合っているだけだ」と語った。

  下院共和党指導部はヘルスケア法案の週内採決は予定されていないとこれより先に述べている。しかしトランプ大統領を支持する下院議員は採決の可能性は依然残っているとした。

  クリス・コリンズ共和党下院議員は記者団に対し、トランプ政権は週内の採決を望んでいるとした上で、「今後、さらに協議を重ねる必要があるが、今回はこうした議論を他のメンバーと続けることへのゴーサインであることは確かだ」と語った。コリンズ議員と共和党穏健派議員数人はこの日、保守派に先立ち、ホワイトハウスで新提案について話し合った。

  議会は7日に2週間の休会に入り、休会明けには28日以降の政府予算を賄うために必要な歳出法案を5日以内に可決する必要があるため忙しく、共和党が今月中に新たな採決を行うのは日程的に厳しくなっている。

  新提案の詳細公表はこれからだが、オバマケアが義務付けている内容の一部免除申請を州に認める案をホワイトハウスと共和党は話し合っている。コリンズ議員によれば、州は免除によって「保険のカバーが改善されコストが削減される」と示す必要がある。

原題:Trump White House Pushes New Health-Care Deal, Lawmakers Say (1)(抜粋)

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