ウェルズ・ファーゴが解雇した内部告発者、米政府が再雇用を命じる

米銀ウェルズ・ファーゴで不正が疑われる行為があったことを当時の上司に対し、また会社のホットラインを通じて伝えた後に解雇された元マネジャーについて、米政府は職場に復帰させるよう同行に命じた。

  米労働安全衛生局(OSHA)が3日発表した資料によれば、この元マネジャーはロサンゼルス地域のバンカー2人による詐欺行為の疑いを報告した後の2010年に解雇された。元マネジャーの氏名は明らかにされていない。OSHAはこの内部告発が少なくとも解雇の一因になったと認定。ウェルズ・ファーゴに対し、未払い賃金と損害賠償、裁判費用として約540万ドル(約6億円)を元マネジャーに支払うよう命じた。

  OSHAは不正が疑われた行為の詳細に触れていない。米当局は昨年9月、ウェルズ・ファーゴ行員らが目標達成のため、何年にもわたって顧客に無断で口座を開設していたと発表した。

  同行の広報担当者ビンス・スキャンロン氏は電子メールで、OSHAの認定には同意できないとし、この件での本格的な審理を求めるとコメントした。

原題:Wells Fargo Told to Rehire Whistle-Blower, Pay $5.4 Million (2)(抜粋)

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