自動車メーカー各社が発表した3月の米販売統計によると、日産自動車を除き各社とも市場予想を下回った。韓国の起亜自動車と米フォード・モーターの販売は大きく減少した。大規模なインセンティブ(販売奨励策)実施にもかかわらず、低迷するセダンやコンパクトカーの販売回復には至らなかった。

  起亜自と親会社の現代自動車の合計販売台数は11%減、フォードは7.2%減と、ともにアナリスト予想より大幅な落ち込みとなった。ゼネラル・モーターズ(GM)やフィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)、トヨタ自動車も市場予想を下回った。

  オートトレーダー・ドット・コムのアナリスト、ミシェル・クレブス氏は電話取材で、3月には多くのインセンティブが実施されたが販売は予想を下回っているとし、「近く、一段の生産削減が見込まれる」と述べた。

  GMのセダン「シボレー・マリブ」およびフォードの「フュージョン」の販売はともに35%を超える減少となった。

  日産は3.2%増と、アナリスト予想(2.8%増)を上回る伸び。クロスオーバーSUV(スポーツタイプ多目的車)「ローグ」が43%増と大きく伸びた。

  調査会社オートデータによると、3月の米自動車販売は調整後ベース年率換算で1660万台。アナリスト予想は1720万台だった。

原題:Carmakers Post Surprise Declines as Discounts Fail to Buoy Sales(抜粋)
原題:Ford, Chrysler Sales Disappoint as Cars Plunge Despite Discounts(抜粋)

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