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JAL、社長が入社式で「世界一選ばれる会社」を宣言-国の監督終了

  • 3月末で国交省の事実上の監督期間が終了-経営の舵取り自由に
  • 羽田-ニューヨーク路線を新規開設、4月下旬には新中計発表へ

日本航空(JAL)の植木義晴社長は3日、グループ入社式で、「世界で一番選ばれ愛される航空、社会にとって価値のある会社となりたい」と成長に向けた決意を宣言。社員一丸となって努力していくよう呼び掛けた。JALは4月から事実上の国の監督から外れたばかり。

  植木社長は羽田空港格納庫で開催した入社式で1670人の新入社員を前にこう語った。JALは2010年に経営破綻したが、その2年後に再上場を達成。公的支援を受けていたため5年間にわたり国土交通省が監視・指導してきたがそれが終了、単独の経営のかじ取りが可能となった。

Japan Airlines Co. New Hires Attend Initiation Ceremony

日本航空の入社式

Photographer: Akio Kon/Bloomberg

  植木社長は式典後に記者団に対し、過去の経営破綻に言及し「当時の社員それぞれに『個々の破綻があった』はず、その教訓を新入社員に語り残せようにしたい」と述べ、慎重姿勢も保ちながら飛躍に取り組む姿勢を示した。  

  国交省は、JALが政府支援により「航空会社間の競争環境がゆがめられることがあってはならない」(通称8・10ペーパー)として、新規投資や路線開設を事実上、規制してきた。JALは4月1日に羽田-ニューヨーク路線を新規に開設、4月28日には前期業績と共に成長戦略を含む新たな中期経営計画を公表する予定。

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