2日投開票のセルビア大統領選で、ブチッチ首相が勝利宣言した。同首相が権力を固めることで、ロシアはバルカン半島への影響を深める機会を得ることになる。

  選挙管理委員会の本部に掲載された集計結果によると、開票率43%強の時点でブチッチ首相の得票率は約57%。2位は元行政監察官のヤンコビッチ氏で14.89%。複数の調査機関から並行して出た集計結果を踏まえ、ブチッチ首相が自身の地滑り的勝利を宣言した。同首相は引き続きセルビアの欧州連合(EU)加盟を目指すとし、2カ月以内に組閣が行われると述べた。

  ブチッチ氏(47)は1990年代にミロシェビッチ政権の情報相を務めた。行政府のトップから、より儀礼的な役割である大統領に転じるが、与党セルビア進歩党の党首として影響力を維持する。EU加盟を推進しているが、ロシアとの関係強化も目指している。

原題:Putin’s Serb Ally Claims Landslide Victory in Presidential Vote(抜粋)

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