31日の米株式市場ではS&P500種株価指数が小反落。ただ四半期ベースでは2015年以来の大きな上げとなった。

  S&P500種株価指数は前日比0.2%安の2362.72。四半期での値上がり率は5.5%と、6.5%上げた2015年10-12月(第4四半期)以降で最大となった。ダウ工業株30種平均はこの日65.27ドル(0.3%)下げて20663.22ドル。

  S&P500種は大統領選投票日の直前からの上昇率が14%に達している。2月にはトランプ大統領の成長に向けた政策への期待から大きく上昇した。

  ロバート・W・ベアード(ミルウォーキー)のチーフ投資ストラテジスト、ブルース・ビトルズ氏は「株式市場だけでなく、経済にも信頼感が戻ってきている」とし、「アメはまだ残っている。ここでいうアメとは税制改革とインフラ投資だ。これらが前面に出てくるまでは、まだうわさで買うという状況だ」と分析した。

  31日の市場ではS&P500種は方向感のない展開。終了前30分にそれまでの上げから反転し、最終的に下げて終了した。銀行やエネルギーが大きく下げた。一方で不動産や公益事業は上昇した。

  S&P500種では農薬メーカーのFMCが値上がり率最大。同社はデュポンと資産交換で合意した。

原題:Whimpering Finish Caps Best Quarter for U.S. Equities Since 2015(抜粋)
原題:U.S. Stocks Meander on Last Day of Stellar Quarter: Markets Wrap(抜粋)

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