米国債(31日):反発、NY連銀総裁のハト派発言で-月末買いも

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31日の米国債相場は反発。ニューヨーク連銀のダドリー総裁が「今年あと2回の利上げは妥当のように思われる」と述べたほか、引き締めを急ぐ必要がないとの認識を示したことが買いを誘った。

  同総裁のブルームバーグテレビジョンとのインタビューに加え、インデックスファンドによる月末のリバランスに影響された買いも入った。

  ニューヨーク時間午後5時現在、10年債利回りは前日比3ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の2.39%。

  月末のフローとして、米国内外のリアルマネー系の投資家は期間が短めの国債を購入、国内のリアルマネー系の投資家は10年債も購入した。先物市場では午後3時までの5分間に出来高が急速に膨らんだ。

  ダドリー総裁のコメントを受けて5年債先物に大口の買いが入り、5年債と30年債の利回り曲線はスティープ化した。その後、利回り差は半減した。

  JPモルガンは30年債入札を12日に控え、7年債と30年債のスティープ化を予想した取引を推奨した。

  3月のミシガン大学消費者マインド指数(確定値)では、向こう5ー10年間のインフレ期待値は2.4%と、昨年12月以来の低水準となった。速報値は2.2%だった。

  

原題:Treasuries Rise on Dovish Comments by New York Fed’s Dudley(抜粋)

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