31日のニューヨーク原油先物市場ではウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物が4日続伸。石油輸出国機構(OPEC)が減産合意を延長し世界的な在庫過剰を和らげるとの観測を背景に、今週は5.5%高と年初来最大の上昇を記録した。

  エネルギー関連の商品に重点を置くヘッジファンド、アゲイン・キャピタル(ニューヨーク)のパートナー、ジョン・キルダフ氏は電話取材に対し、「OPEC加盟国と非加盟国が合意順守状況を改善させ、減産を延長するとの期待が再燃している」としたほか、米政府の「今週の在庫統計は製油所稼働水準の高まりと石油製品在庫の減少を示し、需給が一層均衡に向かっていると予感させている」と話した。

  ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物5月限は前日比25セント(0.5%)高い1バレル=50.60ドルと、3月7日以来の高水準で終えた。ただ3月の騰落率は6.3%安と、昨年7月以来の下げ幅だった。この日が最終取引日だったロンドンICEの北海ブレント5月限は13セント(0.3%)安い52.83ドル、中心限月の6月限は40セント高い53.53ドルでそれぞれ取引を終えた。

原題:Oil Caps Biggest Weekly Gain in 2017 as OPEC Eyes Deal Extension(抜粋)

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