中国:3月の製造業PMI、約5年ぶり高水準-予想上回る

更新日時
  • 製造業PMIは51.8、市場予想は51.7
  • 非製造業PMIは55.1と、前月の54.2から上昇

中国の製造業活動を測る政府の指数が3月、約5年ぶりの高水準に上昇した。世界2位の経済大国の景気に弾みがついていることがあらためて示された。

  国家統計局が31日発表した3月の製造業購買担当者指数(PMI)は51.8。ブルームバーグが集計したエコノミスト予想中央値では、昨年11月の水準に並ぶ51.7が見込まれていた。3月の非製造業PMIは55.1に上昇。前月は54.2だった。PMIは50を上回ると活動の拡大を表す。

  2016年半ば以来の製造業の回復に新たな力強さが示され、工業生産や民間投資も上向いている。さらに、ピークに近いとみられる生産者物価を背景に明るい見通しが強まっており、政府は行き過ぎた融資を抑えることで膨らみつつある金融リスクの抑制に取り組んでいる。

  シドニー工科大学の豪中関係研究所のジェームズ・ローレンスソン副所長は「真の力強さが非製造業PMIにあるという事実が示唆するのは、基本的に良いシナリオだということだ」と指摘。「製造業部門は刺激策の効果が表れると期待されている」と述べた。

  製造業PMIを構成する指数のうち、新規受注はほぼ3年ぶりの高水準となる53.3(前月は53.0)。輸出向け新規受注は51と、この約5年で最高の水準となった。

原題:China Manufacturing Gauge Climbs to Highest in Almost Five Years(抜粋)

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