16年度の上昇率1位は東京ベース、下落はコロプラ-東証1部

TOPIX採用銘柄の2016年度(16年4月1日-17年3月31日)上昇率1位は、独自ブランド「UNITED TOKYO」のアパレル店舗運営などを手掛けるTOKYO BASEだった。一方、下落率1位は16年9月期決算が営業減益となったことが嫌気されたコロプラ。

  上昇率上位には、組織・人事などの経営コンサルティングを手掛けるリンクアンドモチベーション、医療や医薬品のデータをネットワーク化し、利活用を提案するメディカル・データ・ビジョン、スマートフォン向けのアクセサリーのデザインや販売などを手掛けるHameeが並び、サービス業の躍進ぶりが目を引いた。また、建機用フィルターなどを手掛けるヤマシンフィルタ、電装品や発電機を手掛ける澤藤電機、半導体ウエハーなどの搬送装置を手掛けるローツェなどの機械関連に加え、「激落ちくん」などの掃除用品を手掛けるレック、オリゴ糖を原料とする「カイテキオリゴ」など健康美容食品などを手掛ける北の達人コーポレーションも入り、製造業の一部も健闘した。

  日本アジア証券の清水三津雄エクイティ・ストラテジストは、「東京ベースやリンクモチ、メディDVなどは競争の激しい分野にもかかわらず、特色あるサービスを提供し勝ち組となった企業。営業増益率は数十パーセント以上と大きく、急騰もうなずける」と指摘、17年度も利益成長性の高い中小型株が物色される流れが続くとみている。

  3月31日のTOPIX終値は1512.60ポイント。16年度の騰落率はプラス12.3%で、ブルームバーグ・デ ータによると、構成銘柄1995銘柄のうち、上昇は1523銘柄、下落が469銘柄、変わらずまたは比較できずが5。

<TOPIX構成銘柄の16年度騰落率ランキング>

(注)騰落率は16年3月末と17年3月末の株価を比較して算出

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