南アフリカ共和国の資産価値が31日の市場で急落している。銀行株と国債が売られ、通貨ランドは週間ベースで2015年以来の大幅下落となりそうだ。ズマ大統領がゴーダン財務相を解任し、南アの財政や格付けへの懸念が浮上した。

  ランドは一時2.6%安となり、ヨハネスブルク時間午前10時3分(日本時間午後5時3分)現在は1.5%安の1ドル=13.4832ランド。10年物国債は7カ月で最大の値下がりで、利回りは38ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇し8.89%。銀行株の指数は4.9%下落し、昨年8月以来の大幅安。

  ゴーダン氏は、南アの信用格付けがジャンク級に引き下げられることを阻止する防波堤だった。政府の支出と債務を抑えるコミットメントが投資家の支持を得ていたが、原子力発電所の建設問題や国有企業の経営方針を巡りズマ大統領と対立した。 

  ズマ大統領は後任の財務相にギガバ内相を起用した。

原題:South African Assets Tumble as Gloom Pervades Fiscal Outlook(抜粋)

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