WH、900億円の融資確保の見通し-米破産裁判事が暫定承認

  • 判事は海外関連会社への資金活用についてさらなる情報提供求める
  • アポロとシティがDIPファイナンス提供

東芝の米原子力子会社、ウェスチングハウス(WH)は連邦破産法11条に基づく会社更生手続き中の運転資金として8億ドル(約900億円)の融資を受ける暫定承認を得た。しかし連邦破産裁判所判事はWHに対し、融資資金の一部を海外の破産していない関連会社に活用することについて、さらなる情報を提供するよう求めた。

  WHは破産法適用の申請後、原子炉建設などの不採算事業から廃炉作業やサービスに軸足を移す計画を明らかにした。WHの代理人を務めるゲーリー・ホルツァー弁護士は29日のマンハッタンの破産裁での審理でマイケル・ワイルズ判事に対し、同社は「年金問題」に対処したいと考えており、また他の事業の効率向上も望んでいると述べた。

  WHは原子力関連サービスの安全かつ革新的な提供企業としての地位を維持するために融資資金が必要だと説明。また欧州の破産していない関連会社に最大3億7500万ドルを充てる予定だとした。

  いわゆるDIPファイナンス(事業再生融資)を提供するのはアポロ・グローバル・マネジメントとシティグループ。裁判所記録によれば、競争入札でゴールドマン・サックス・グループなどに競り勝った。

原題:Westinghouse Set to Obtain $800 Million Bankruptcy Financing(抜粋)

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