30日の米株式相場は上昇。第4四半期の実質国内総生産(GDP)成長率や個人消費のデータに反応した。米金融当局者2人は前日、利上げペースを現行予測より加速させる必要性に言及した。30日はそうした発言を見極めようとする動きも見られた。

  S&P500種は前日比0.3%高の2368.06。金融株が主導した。このままいけば、四半期ベースで6四半期続伸となる。ダウ工業株30種平均はこの日69.17ドル(0.3%)上昇し20728.49ドル。

  S&P500種の業種別11指数では金融株指数が1.2%高。このほか資本財・サービスやエネルギーの指数も上げた。一方で生活必需品や公益事業の指数は下落。

  BMOキャピタル・マー ケッツのストラテジスト、ブライアン・ベルスキ氏はリポートで、「トランプ政権に関連したハネムーン期間は終わりつつあるのかもしれない」と指摘。「市場が政策のレトリックに関連して生じ得る『マイナス要素』とマクロ経済改善や企業の利益成長環境という『プラス要素』に対応する中で、株価は今後数カ月、行きつ戻りつの展開となる可能性が高い」と続けた。

  米商務省が朝方発表した第4四半期の米実質GDP確定値は前期比年率2.1%増と、改定値の1.9%増から上方修正された。ブルームバーグがまとめた市場予想の中央値は2%増だった。  

  経済で最も大きな部分を占める個人消費は3.5%増と、改定値の3%増から修正された。

原題:U.S. Stocks Climb With Banks as Bonds Weaken; Europe Shares Gain(抜粋)
原題:U.S. Stocks Climb With Dollar as Treasuries Slip: Markets Wrap(抜粋)
原題:U.S. Fourth-Quarter Growth Revised Upward to 2.1% on Consumption(抜粋)

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