ドイツ:3月インフレ率1.5%、予想下回る-季節要因とエネルギー安で

ドイツでは3月にインフレ率が低下。エコノミスト予想も下回った。

  独連邦統計局が30日発表した3月の消費者物価指数(CPI)速報値は、欧州連合(EU)基準で前年同月比1.5%上昇。伸び率は前月の2.2%から低下し、2016年8月以降で初めて前月を下回った。ブルームバーグがまとめたエコノミスト調査の中央値では1.9%が見込まれていた。

  上昇率低下は昨年の復活祭休暇が3月だったことも影響しており、31日発表されるユーロ圏の3月インフレ率の低下を示唆している可能性もある。この日発表されたスペインの3月インフレ率は2.1%と、2月の3%を下回る伸びだった。

  キャピタル・エコノミクスの欧州担当チーフエコノミスト、ジェニファー・マキューン氏(ロンドン在勤)は州別統計発表後のリポートで、「原油が値下がりしたことを考慮すると、州ごとの統計はエネルギーインフレが予想通り落ち込んだことを示唆した」と発言。「その一方、2月の天候要因の食料値上がりが想定より大きかった」とも述べた。

  EU統計局(ユーロスタット)が31日公表する3月のユーロ圏インフレ率は1.8%への低下が見込まれているが、実際に低下しても1-3月(第1四半期)にピークを付けると見込んでいる欧州中央銀行(ECB)には想定外の材料には恐らくならないとみられる。

原題:German Inflation Decelerates in Dip Predicted by ECB (1)(抜粋)

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