中国工商銀行:16年の純利益、予想外の増加-コスト減少で

  • 通期の純利益、2782億元-前年は2771億元
  • 中国農業銀行と中国建設銀行も予想を上回る利益

資産規模で世界最大の銀行、中国工商銀行の2016年決算は、予想外の増益となった。コスト減少が寄与した。

  工商銀が香港証券取引所に30日届け出た資料によれば、通期の純利益は2782億元(約4兆4900億円)と、前年の2771億元から増加した。ブルームバーグがまとめたアナリスト予想平均は2753億元だった。

  先に決算発表した中国農業銀行と中国建設銀行も、利益が市場予想を上回った。

  交銀国際の中国担当チーフストラテジスト、洪灝氏はブルームバーグテレビジョンとの今週のインタビューで、「17年に入り、利益の伸びが16年から加速する可能性がある」と指摘した。その上で、金利上昇環境にあっては特に中国本土内における高水準の債務が「永続的な懸念」であり続けると述べた。

原題:World’s Largest Bank Reports Surprise Profit Gain as Costs Drop(抜粋)

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