米アマゾン:クイッツィ部門を閉鎖、食品宅配事業への取り組み強化へ

  • アマゾンはおむつネット販売のクイッツィを11年に買収
  • クイッツィの従業員260人余りは6月に解雇

アマゾン・ドット・コムはダイパーズ・ドット・コムやソープ・ドット・コムなどのサイトを運営するクイッツィ部門を閉鎖すると発表した。アマゾンは2011年に競合他社の追撃と顧客獲得を狙い、クイッツィを約5億4500万ドル(現在のレートで606億円)で買収していた。

  アマゾンは閉鎖の理由について、利益を得られないからだと説明している。ただ、電子商取引のアナリストは、恐らくアマゾンは独立事業としての同部門をいずれかの時点で廃止する方針だったと指摘。同社は食品宅配事業を新たに推し進めており、今がブランド再編の理想的な時期だとの見方を示した。

  ニュージャージー州労働局への通知書によれば、クイッツィの本社(ジャージーシティー)と顧客サービス部門の従業員260人余りが6月に解雇されるが、一部はアマゾンの他の職に応募できる。クイッツィはカンザス、ネバダ両州に倉庫も所有している。

  アマゾンは発表資料で、「この7年、クイッツィの黒字化に向け懸命に取り組んできた」と説明。同社のソフトウエア開発担当者は食品宅配部門「アマゾンフレッシュ」に注力していく方針だ。同社は本拠とするシアトルでの試験的なコンビニ展開などで、8000億ドル規模の食品・日用品市場への進出を図っている。
  
原題:Amazon Closes Money-Losing Quidsi to Narrow Focus on Groceries(抜粋)

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