米銀バンク・オブ・アメリカ(BofA)の米国ウェルスマネジメント(富裕層向け資産運用)責任者に今年就任したアンドルー・シーグ氏は29日、メリルリンチ部門の大掛かりな組織再編を行うことを明らかにした。

  ブルームバーグが入手した行員宛ての内部文書によれば、シーグ氏はメリルリンチの部門数を10から6に再編統合し、マイク・アドネットー氏をウェルスマネジメントの最高執行責任者(COO)に昇格させる。少なくとも4人の地域担当副責任者が退職もしくは新たなポジションを探すことになる。シーグ氏は他の複数の幹部に新たな役職を割り当てるか、担当する役割を広げた。

  シーグ氏は組織再編について、「より小規模だが、しっかり統合された会社のように感じられる組織にすることが、われわれが共有する目標だ」と説明した。
  
  BofAは今年1月、ジョン・シール氏に代わりシーグ氏をウェルスマネジメント責任者に昇格させた。証券や他の投資商品の販売を支援する1万4600人余りのアドバイザーを同氏が統括する。内部文書によると、今回の再編はビジネスの一段の効率化が目的で、スタッフが顧客対応や勧誘に集中できるよう業務時間の使い方をアドネットー氏主導で見直す。内部文書では十数の主要な役職の交代や、数週間以内にさらに異動が発表される可能性も示されている。

  米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)がこれに先立ち、BofAの内部文書について報じていた。

原題:BofA Shakes Up Merrill Lynch’s Leadership Under New Chief Sieg(抜粋)

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