イバンカさん、無給の連邦職員として正式にホワイトハウスで勤務

トランプ米大統領の長女イバンカ・トランプさんは29日、無給の連邦政府職員としてホワイトハウスで正式に働くと発表した。これまで特定の役職に就かぬまま大統領に助言していることが、利益相反の回避を巡り疑念を生むとの民主党議員の指摘を受けていた。

  イバンカさんは発表文で、「全ての倫理規則を自主的に順守しながら個人的な立場で大統領に助言してきたが、一部に懸念の声があることを耳にした」とした上で、「他の連邦政府職員に適用される全規則に従いながら、無給の職員としてホワイトハウスで勤務することにした」と説明。「先例のない私の役割の問題に対処するため、このプロセスを通じてホワイトハウスと私個人の法律顧問と緊密かつ誠実に協力してきた」とコメントした。

イバンカ・トランプさん

Photographer: Andrew Harrer/Bloomberg

  イバンカさんの弁護士で、法律事務所ウィルマーヘイルのジェイミー・ゴアリック氏によれば、倫理基準順守に当たってイバンカさんが衣料品やアクセサリーのブランドを売却することはない。「特定の事項に関与しなければ、資産保有を続けることができる」とゴアリック氏は解説した。

  政治の金銭問題で厳格な規制を推進する超党派組織「キャンペーン・リーガル・センター」の法律顧問、ラリー・ノーブル氏は、ブランドを売却しないとの決定には問題があると指摘。特定の事項に関与しないとの点に関して、政策決定権限を巡るものに限定され、助言役としての関与により大きな自由裁量を得ることを意味すると述べた。

原題:Ivanka Trump Joins White House Officially; Won’t Sell Brand (2)(抜粋)

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