アックマン氏が深く謝罪-損失40億ドルの加バリアント投資は「過ち」

  • パーシング・スクエアの投資家宛て書簡でバリアントへの投資を反省
  • バリアントによるサリックス買収価格は高過ぎた

物言う株主として知られるビル・アックマン氏は、カナダの製薬会社バリアント・ファーマシューティカルズ・インターナショナルへの投資が「大きな過ち」だったとして、投資家に「心から深くおわびする」と謝罪した。

  アックマン氏は自身が率いる上場ファンド「パーシング・スクエア・ホールディング」の投資家宛ての年次書簡で、40億ドル(約4400億円)の損失をもたらしたバリアントへの投資について反省。バリアント株の低迷は2015年の米サリックス・ファーマシューティカルズ買収価格が高過ぎたのが一因だと指摘した上で、バリアントの経営陣と同社の積極的な戦略を見誤った自らの責任を認めた。

  アックマン氏は書簡で「バリアントへの投資は明らかに大きな誤りだった」とし、「われわれはこの過ちを深く後悔している。この過ちでわれわれ全員が多大な犠牲を強いられ、当社の成功の実績を傷つけた」と述べた。

  バリアント株は15年8月のピーク以来95%以上下落している。アックマン氏率いるヘッジファンド「パーシング・スクエア・キャピタル・マネジメント」は3月13日、バリアントの保有株を全て処分し、約40億ドルの損失を出したことを明らかにした。

原題:Ackman Is ‘Profoundly’ Sorry for $4 Billion Valeant ‘Mistake’(抜粋)

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