29日のニューヨーク市場で米ロードアイランド州最大の銀行、シチズンズ・ファイナンシャル・グループの株価は一時3.3%下落した。終値は1.5%安の34.49ドル。「シチズンズ・チェックアップ」プログラムでの顧客との面談について虚偽の情報を報告したと、同行の複数の支店従業員が米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)に明かしたと報じられた。

  シチズンズの現職および元従業員11人はWSJに対して、自身または同僚が目標達成に苦慮し、顧客との面談や予約の件数を過大に報告したと語った。

  シチズンズは報道後の発表資料で、「プログラムは効果的に管理され、データが正確だと確信する」とした上で、「いかなる疑惑についても深刻に受け止め、徹底的に調査する」と発表した。

  同行は1月、投資家やアナリストに向けたプレゼンテーションで、チェックアップ・プログラムによって2016年に顧客との面談予約が40万件になったと報告。16年10-12月(第4四半期)の「預金とローンの堅実な成長」を支えた個人向け部門の取り組みとともに、成果として説明していた。同行はWSJに対し、プレゼンテーションで提示した数字は過大なものではなく、「重要な財務指標ではない」と説明した。

  WSJによると、顧客との面会はより多くの商品を販売することが目的で、従業員は顧客に無断で口座を開設したとは語っていない。

原題:Citizens Falls on Report Workers Faked Bank Appointment Data (1)(抜粋)

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