ボストン連銀総裁:FOMCは隔会合で利上げを-景気過熱防止で

米ボストン連銀のローゼングレン総裁は、景気の過熱を防ぐため、金融当局は年内に計4回利上げする準備を整えるべきだとの認識を示した。

  総裁は、今後の経済データによって軌道から外れることがない限り、連邦公開市場委員会(FOMC)は6月、9月、12月に利上げする準備をするべきだと語った。

  ローゼングレン総裁は29日、ボストンで講演。事前に配布された原稿によれば、「毎回のFOMC会合での結果は入手するデータの意味合いに左右されるとの認識があるようだ」とした上で、「私自身の見解は、今年全体を通じて隔会合ごとに利上げするというのがFOMCの既定路線となり得る、そうなるべきというものだ」と語った。

  総裁は、多くのエコノミストによれば失業率は2018年までに4.4%を下回る可能性が高いと指摘。この水準が持続可能だと考えるFOMCメンバーはいないとした。金融当局が注目するインフレ指標は1月に前年比1.9%上昇。ローゼングレン総裁は、多くのエコノミストはこの指標の伸び率が年末までに2.2%を超え、当局の目標2%を上回るとみていると指摘した。

  ローゼングレン総裁は「熱過ぎる景気を作らないことが重要だ。景気が過熱すれば一段と速いペースでの金融引き締めが必要になり、これまで進展してきた景気回復にリスクをもたらす」と述べた。

原題:Rosengren Calls for Fed to Tighten at Every Other FOMC Meeting(抜粋)

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