タイ銀行(中央銀行)は29日、政策金利を据え置いた。国内の景気回復を後押しする。

  中銀の発表によれば、1日物レポ金利を1.5%に維持すると金融政策委員会が全会一致で決定。ブルームバーグがエコノミスト24人を対象に実施した調査では、全員が据え置きを予想していた。

  他の東南アジア諸国に比べタイの景気は弱く、国際通貨基金(IMF)は今月、金融緩和と財政による刺激策導入をタイに促した。

  シンガポールの銀行DBSグループ・ホールディングスのエコノミスト、グンディ・カヤディ氏は政策金利発表前、「現行の政策スタンスはかなり緩和的で、インフレが加速傾向にあることからタイ中銀が緩和する可能性は低い」と指摘していた。

  タイ中銀はこの日、2017年の国内総生産(GDP)伸び率見通しを3.4%と、これまでの3.2%から引き上げた。今年の輸出についても2.2%増と、従来見通し(前年比変わらず)から上方修正。今年の全体的なインフレ率は1.2%とし、これまでの予想(1.5%)から引き下げた。

原題:Thailand Holds Key Rate in Rebuff to IMF Call for Policy Easing(抜粋)Bank of Thailand Raises 2017 GDP Growth Forecast to 3.4% (抜粋)

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