トランプ氏娘婿の親族会社と安邦保険、NYタワー再開発協議打ち切り

  • 666フィフス・アベニューの再開発で安邦と協議せず-クシュナー
  • 米民主党議員は倫理上の懸念から説明を求めていた

トランプ米大統領の娘婿で上級顧問のジャレッド・クシュナー氏の親族が共同保有する企業、クシュナー・カンパニーズと中国の安邦保険集団は、ニューヨーク・マンハッタンのオフィスタワーの再開発を巡る交渉を打ち切った。米民主党議員は倫理上の懸念からこの件に関して説明を求めていた。

  クシュナー・カンパニーズの広報担当者は電子メールの資料で、オフィスタワーの666フィフス・アベニューについて、「当社は再開発の可能性について、安邦とはもはや協議していない。同物件を巡る交渉を終わらせることで双方が合意した」と説明。「当社は666フィフス・アベニューに関して、多くの投資家候補と引き続き積極的かつ進展した交渉をしている」と記した。

  安邦の広報担当者はコメントを控えた。安邦との協議打ち切りについては米紙ニューヨーク・ポスト(NYP)が先に報じていた。

  ブルームバーグは今月に入り、安邦がクシュナー・カンパニーズとの40億ドル(約4450億円)相当の取引の一環として、4億ドル超を投資することで協議していると報じていた。この取引には、一部の不動産専門家がクシュナー家にとって異例なほど有利だと指摘する条件が含まれる可能性があった。

原題:Anbang, Kushner End Manhattan Talks as Lawmakers Cite Conflicts(抜粋)

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