中国ビジネスの強みを生かし、アジア地域における有力な投資銀行となったスイスのUBSグループは、一つの市場に過度に依存することは良くないと今は考えている。

  UBSのアジア投資銀行の責任者に昨年昇進したサム・ケンドール氏(46)は、アジア全体に照準を合わせるバンカーを増やし、中国市場の健全性と直接リンクしない取引を追求するよう促している。

サム・ケンドール氏
サム・ケンドール氏
Photographer: Justin Chin/Bloomberg

  ケンドール氏は最近のインタビューで、中国がUBSにとってなお極めて重要な市場だと強調する一方、同行がアジアの他の地域に十分目を向けてこなかったことを認めた。

  同氏は「われわれは100%中国に集中していた。中国が本当に好調な時はよいが、そうでない時には、ビジネスで必ずしも機敏に動けないことをそれは意味する」と述べた。

  ブルームバーグのデータによれば、中国を除くアジアでの株式・株式関連発行の引き受けでUBSは昨年8位。野村ホールディングスとモルガン・スタンレーが上位を占めた。

原題:UBS Veteran Says Excessive Focus on China Banking Came at a Cost(抜粋)

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