トランプ米大統領は30日にコーン国家経済会議(NEC)委員長らから包括的税制改革のさまざまな実行方法について説明を受ける。事情に詳しい関係者3人が明らかにした。ホワイトハウスは医療保険制度改革法(オバマケア)の代替に失敗した後、重点を移している。

  詳細が部外秘であることを理由に、これら関係者が匿名を条件に語ったところでは、大統領はコーン氏ら当局者のグループから可能な選択肢を提示される。提案の一つは、ライアン下院議長が推す税制改革案の目玉である国境調整税になる見通しだ。国境調整税は現在35%の法人所得税率を、国内売り上げと輸入に対する20%課税に代えるというもの。輸出には課税されない。

  大統領はまた、2014年にデーブ・キャンプ下院議員(当時)が提出した税制改革案の詳細についても説明を受ける見込み。同案は法人税率を25%に下げる代わりに税優遇措置や控除を撤廃する内容で、財政赤字を増やさないとみられている。この赤字増につながらないという点は、税制改革案を民主党の支持なしで上院を通過させるためなどに不可欠な条件だ。

原題:Trump Said to Meet With Cohn on Thursday to Discuss Tax Overhaul(抜粋)

最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE