米国株:反発、消費者信頼感指数の上昇で景気を楽観-銀行高い

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28日の米株式相場は反発。S&P500種株価指数は過去9営業日で2回目の上昇となった。消費者信頼感指数が大きく上昇し、米経済の力強さに対する楽観があらためて広がった。金融株は6週ぶり安値から反発した。

  トランプ大統領が規制緩和に向けた議会との取り組みに苦慮するとの懸念から大きく下げていた銀行株はこの日上昇。朝方発表された3月の消費者信頼感指数が2000年以来の高水準となり、市場の焦点が政策の不確実性から経済データに移った。この日は原油相場の上昇を手掛かりにエネルギー株も買われた。

  S&P500種株価指数は前日比0.7%高の2358.57。ダウ工業株30種平均は150.52ドル(0.7%)上げて20701.50ドル。ダウ平均は9営業日ぶりの反発となった。

  S&P500種の業種別11指数では、金融株指数が1.4%高と最も上げた。このほかエネルギーや素材も高い。

  CMCマーケッツのチーフ市場アナリスト、マイケル・ヒューソン氏はリポートで、市場では、トランプ氏が税制改革やインフラ支出に関してヘルスケアよりもしっかりした対応を行うということに懐疑的な見方があるものの、「一部では、現時点ではトランプ大統領を疑わしきは罰せずとしたいとの見方もあるようだ」と記した。

  米民間調査機関コンファレンスボードが28日発表した3月の消費者信頼感指数は125.6と、前月の116.1から上昇し、2000年12月以来の高水準。ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想の中央値は114だった。   

  米連邦準備制度理事会(FRB)のフィッシャー副議長は、連邦公開市場委員会(FOMC)参加者の予測中央値で示された今年あと2回の利上げは「おおむね適切なようだ」と述べた。

  フィッシャー副議長は28日に米経済専門局CNBCのインタビューで、「それは私自身の予測でもある」と語った。

原題:U.S. Stocks Climb, Led by Financials as Energy Rallies With Oil(抜粋)
原題:U.S. Stocks Rebound With Banks as Crude Advances: Markets Wrap(抜粋)
原題:U.S. Consumer Confidence Unexpectedly Surges to a 16-Year High(抜粋)
原題:Fed’s Fischer Says Two More 2017 Rate Hikes Seem About Right(抜粋)

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