米連邦準備制度理事会(FRB)のフィッシャー副議長は、連邦公開市場委員会(FOMC)参加者の予測中央値で示された今年あと2回の利上げは「おおむね適切なようだ」と述べた。

  フィッシャー副議長は28日に米経済専門局CNBCのインタビューで、「それは私自身の予測でもある」と語った。

  副議長はまた、金融当局は議会とホワイトハウスによる財政政策の協議を、結果に関して予断を持たずに注視していると説明。提案は立法化の過程で内容が変化するため、静観するというのは「賢明なことだ」と述べた。

  フィッシャー氏の副議長としての任期は2018年6月で満了となる。その後理事としてFRBに残る考えはあるかとの問いには、「もちろん検討したことはある」と回答。FRBの歴史において前例は一件しかないと述べた上で、「そのことについて今、決断を下す必要はない」と続けた。

  副議長はこのほか、経済の潜在成長率を抑制している生産性の伸び低迷について、理由は完全には理解されていないとの認識を示した。

  フィッシャー氏は「経済における投資の水準は現在のところ非常に低い」と述べた。

  また保護主義の台頭についても懸念を表明。第2次大戦終了後に進展したグローバル化は米国を含め各国にとって「非常にうまく」機能してきたと説明した。

原題:Fed’s Fischer Says Two More 2017 Rate Hikes Seem About Right(抜粋)

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