トランプ米大統領は一部メディアと対決し、嫌いな報道機関に対して「偽ニュース」を流していると非難する。そんな大統領が公共放送への補助金撤廃を計画しているのは、批判的な報道を黙らせるのが目的だと下院の民主党議員が28日指摘した。

  ニタ・ローイ下院議員(民主、ニューヨーク州)は歳出委員会の小委員会での公聴会で、「トランプ政権は嫌いな報道を偽ニュースだと決めつけているが、米国民の10人に8人が公共放送のPBSを信頼している」と発言。補助金撤廃は「自らの失敗や倫理違反を米国民から秘匿しようとする明白な試みだ」と続けた。

  50年前に創設された非営利民間団体、公共放送機構(CPB)は2014-16年度に毎年度4億4500万ドル(約494億6600万円)の連邦補助金を受けている。トランプ政権は、今月提出した2018年度予算教書の中でこの補助金の全廃を打ち出している。

原題:Trump Public Media Cut to Curb Critical Voice, Democrat Says (1)(抜粋)

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