米連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン議長は、貧困層やマイノリティーのコミュニティーでの高失業率の集中など米労働市場には課題が残っていると指摘。経済が全ての米国民にとってプラスとなるよう、教育や訓練の改善が必要との認識を示した。

  議長は28日、ワシントンで講演。事前に配布された原稿によると、「経済は全般的に回復し、労働市場はリセッション(景気後退)以降に大幅に改善した一方、一部で根強く続く高失業率など課題は残っている」と述べた。

  この日の講演でイエレン議長は、金融政策については発言しなかった。

  アフリカ系米国人の失業率は2月に8.1%。金融危機およびリセッション(景気後退)後の2010年3月につけたピークの16.8%の約半分となっている。ヒスパニック系の失業率は5.6%。リセッション後のピークは09年8月に付けた13%。

原題:Yellen Says Pockets of ‘Persistently High’ Unemployment Remain(抜粋)

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