ヘッジファンド模倣のETF、1-3月は資金流出-成績が指標下回る

  • 「代替」ETFからの資金流出は2014年以来で最大
  • リターンは中央値で約1%-株は4.7%、債券は1.16%

ヘッジファンドの戦略を模倣する上場投資信託(ETF)から今年これまでに、資金が流出した。リターンが株と債券のベンチマークを下回った。

  ブルームバーグがまとめたデータによると、「代替」と分類されるETFからは今年これまでに、4.5%に相当する約9500万ドル(約105億円)が流出。これは四半期として2014年の序盤以降で最大になる。これらのETFは株ヘッジやマクロ、マネージドフューチャー戦略のファンドを模倣している。このようなETF29本の年初来のリターンは中央値で0.99%。S&P500種株価指数の4.7%上昇やブルームバーグのドル建て投資適格社債指数の1.16%上昇を下回る。

  バンエック・オーストラリアのマネジングディレクター、アリアン・ネアロン氏は「ヘッジファンドを模倣する投資戦略は実績が証明されていない」と指摘。「複雑で不透明」な指数に連動するETFよりも「動きが理解できる主流の資産クラス」に投資家は回帰すると話した。

  ブルームバーグのデータベースで最大の代替ETFであるIQヘッジ・マルチストラテジー・トラッカーETF(インデックスIQアドバイザーズ社)の資産は今年8700万ドル減少した。

原題:Investors Pull Money From Hedge Fund-Type ETFs in Quarter (1)(抜粋)

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