ヘッジファンドのブレバン、ロイター報道なら被害-差し止め妥当と判事

  • ロンドンの裁判所のポップルウェル判事が判断
  • ブレバンは先週、ロイター記事の差し止め命令を勝ち取っていた

ヘッジファンド会社のブレバン・ハワード・アセット・マネジメントはロイター通信の報道によって害を受ける可能性があったと、ロンドンの裁判所が判断した。ロイターはブレバンが36の顧客候補宛てに送った資料に含まれていた「慎重に扱うべき機密情報」に基づいて記事を作成していた。

  ロイターに問題の記事の配信を先週禁じたオリバー・ポップルウェル判事は28日公表した判決文で理由を説明。資料はブレバンの評判に傷を付ける恐れがある一方、「偽善や無能を暴くという目的で公表することが市民の利益になる」ような虚偽的な自己宣伝は含まれていないと論じた。

  同判事によれば、ロイターはヘッジファンド業界の手数料と運用成績に関する不透明への注目が高まっていると主張。ブレバンは裁判所の判断に関連し、「当社は機密を前提に投資家にサービスを提供できることに大きな価値を置いている」とのコメントを出した。

  「投資家に提供した極秘の投資情報をロイターが信義にもとるやり方で入手し、それに基づいて記事を作成したため、当社のコミュニケーションの誠実性を守るため記事の差し止めを求め、認められた」と説明した。

  ロイターの広報担当者は、「決定に深く失望している。裁判所の判断を検証している」とコメントした。

原題:Brevan Howard Could Be Harmed by Reuters Story, Judge Says (1)(抜粋)

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