中国企業は今後10年間に本土外での企業の合併・買収(M&A)に年2750億ドル(約30兆4500億円)を投じる可能性がある。法律事務所ホワイト・アンド・ケースのM&Aグローバル責任者ジョン・リース氏が指摘した。

  同氏はブルームバーグテレビジョンとの27日のインタビューで、「中国発の劇的な対外M&A活動を見込んでいる」と述べた。ただ、「短期的に考慮すべき点が幾つかある。資本流出規制や、中国企業における過剰なレバレッジ、それに中国の金融システムに関する幾つかの疑問だ」とも語った。

  資金流出や人民元下落が続いたことから、中国当局は昨年後半に資本規制を強化。法律事務所リンクレーターズが先週公表したリポートによれば、昨年発表された中国企業が買い手となる総額2200億ドル相当の案件のうち、400億-750億ドル相当が取り消しまたは撤回された。

原題:China Outbound M&A May Reach $275 Billion in Decade, Reiss Says(抜粋)

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