配車アプリを手掛ける中国の滴滴出行は、ソフトバンクグループが支援する60億ドル(約6640億円)規模の投資を受けるかどうか検討している。既に出資している米アップルなどの既存株式が希薄化する可能性がある。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。

  情報が非公開だとして匿名を条件に話した関係者によれば、滴滴出行はアリババ・グループ・ホールディングや中国の政府系ファンドなど100を超える投資家との利害調整が必要になる。中国ソーシャルメディアのテンセント・ホールディングス(騰訊)とアップルも持ち株の希薄化を防ぐため、出資に比例した新たな投資に参加すべきかどうか検討しているという。ソフトバンク自体が資金を出すのか、1000億ドル規模のビジョンファンドが出すのかは不明。

  滴滴出行の広報担当者スン・リアン氏とテンセントの広報担当キャニー・ロ氏、アップルの広報担当キャロライン・ウー氏に今回の資金調達報道に関してコメントを求めたが、返答はなかった。ソフトバンクの広報担当、マシュー・ニコルソン氏はコメントを控えた。

原題:Didi Said to Be Weighing $6 Billion SoftBank-Backed Investment(抜粋)

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