グロース氏とPIMCO、2014年の退社巡る訴訟で「友好的」和解

  • PIMCOは8100万ドル支払いへ-関係者
  • グロース氏も基金に寄付-関係者

ビル・グロース氏とパシフィック・インベストメント・マネジメント(PIMCO)は、同氏が2015年に起こした契約違反訴訟で和解した。同氏はPIMCOの共同創業者だったが、その前年に同社を追われていた。両者は27日発表した共同声明で、和解は「友好的」としている。

  グロース氏は訴訟の中で、ボーナスの取り分を増やそうとする複数の幹部の「陰謀」によって退社に追い込まれたと主張していた。2013年の同氏のボーナスは2億9000万ドル(約321億円)だった。また、複数の幹部が従来の債券ファンドよりも高い手数料をとれる投資商品を提供することを望んでいたと指摘していた。同氏はPIMCO退職直後にジャナス・キャピタル・グループに移籍した。

  和解条件が公開されていないとして、事情に詳しい関係者が匿名を条件に明らかにしたところによると、PIMCOは8100万ドルを同氏の家族の運営する基金に寄付することに合意した。一方、グロース氏も拠出し慈善寄付の合計額を1億ドルにするという。

  裁判開始は今年9月を予定していた。

原題:Bill Gross, Pimco Settle Lawsuit Over His 2014 Departure (2)(抜粋)

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