ドクター・デスが賞与2日前に停職通告-バークレイズ元トレーダー

  • 英LIBORの不正操作裁判でライヒ被告が証言
  • ライヒ被告:バークレイズ弁護士の聴取「恐ろしかった」

ロンドン銀行間取引金利(LIBOR)不正操作事件で法廷に立った英銀バークレイズの元トレーダーは、同行の弁護士に初めて聴取を受けた日から数カ月後、「ドクター・デス」と呼ばれた人事担当マネジャーから会社人生のとどめを刺されたと述べた。

  この元トレーダー、ライアン・ライク被告は27日、ロンドンの裁判所で、大なたを振るうことで有名で「ドクター・デス」の異名を取った人事担当者に2010年2月、停職を告げられたと発言。これは賞与が支払われる2日前だったという。同行元幹部のハリー・ハリソン氏の指示でLIBOR操作に関して弁護士と会合を持ってから4カ月が過ぎた頃で、弁護士の聴取は「恐ろしかった」と振り返った。

  ライク被告は元同僚のスティリアノス・コントグラス被告とともにバークレイズのスワップ・トレーディングに従事していた2005年から07年にかけ、ドル建てLIBORの操作を共謀した罪で起訴されている。

  ライク被告は27日の裁判で、LIBOR提出金利を提出していたキャッシュデスクに要請を行うに当たり、違法性を認識していたとの指摘を重ねて否定。「当時は要請を行うことが完全に合法だった」と語った。

原題:‘Dr. Death’ Cut Barclays Libor Trader’s Job 2 Days Before Bonus(抜粋)

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