中国不動産開発会社の佳兆業集団の株式取引が27日、香港市場で再開された。一時は85%超上昇と上げ幅が上場以降で最も大きくなった。中国の不動産開発会社として初めてドル建て債でデフォルト(債務不履行)を起こした同社株は2015年3月から2年間取引が停止されていた。

  佳兆業は26日、株式の取引再開申請で必要となる最後の条件だった未発表の決算を開示した。16年決算によると、借り入れ残高は約875億元(約1兆4000億円)だったが、1年以内に返済が必要な債務は78億元にとどまった。14年末時点では流動負債が613億元に上っていた。

  シティグループの香港在勤アナリスト、ステラ・リ氏は27日のリポートで、短期債務の「著しい」減少は業務の正常化と銀行からの支援獲得に向けた佳兆業の取り組みを示す確かな証拠だと分析。流動性改善とキャッシュ残高の拡大で佳兆業の償還期限の状況は強化されており、これは「ポジティブサプライズ」だと指摘した。

  昨年は6億1200万元の赤字と、15年の11億元の赤字から縮小した。

原題:Kaisa Surges 85% as Trading Resumes After Two-Year Break (1)(抜粋)

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