韓国・朴槿恵前大統領の逮捕状請求-職権乱用や収賄の容疑で

更新日時
  • 訴追免除の特権を失った朴氏は先週、検察の事情聴取を受けていた
  • 証拠隠滅の恐れがあるため拘束するのが妥当だと判断-検察

韓国の検察当局は、朴槿恵前大統領の逮捕状をソウル中央地裁に請求した。職権を乱用し、親しい友人や元側近と共謀して主要企業から賄賂を受け取った疑いを持たれている。

  検察は27日のテキストメッセージで、不正を否定し続けている朴前大統領が証拠を隠滅する恐れがあるため、拘束するのが妥当だと判断したと説明した。

  韓国初の女性大統領の失職につながったスキャンダルにより、朴氏の側近数人は既に裁判にかけられている。罷免されたことで訴追免除の大統領特権を失った朴氏は先週、14時間にわたって検察の事情聴取を受けていた。

  朴氏は主要企業の幹部に対し、政府からの便宜と引き換えに友人の崔順実被告が運営する財団に多額の寄付を行うよう圧力をかけた疑い。また、サムスングループの事実上のトップである李在鎔サムスン電子副会長から賄賂を得るため崔被告と共謀したとされる。崔被告と李在鎔被告はいずれも不正を否定している。

  韓国国会は昨年12月、朴氏の弾劾訴追案を可決。憲法裁判所は今月10日、朴氏が崔被告を利するため大統領権限を乱用したとし、罷免が妥当との判断を下した。次期大統領を選ぶ選挙は5月9日に行われる予定。

原題:South Korea Prosecutors Seek to Arrest Park on Graft Allegations(抜粋)

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