メイ英首相は今週、EU離脱手続き開始の正式通告に続き、数千の欧州連合(EU)の規制を英国法に置き換える手続きをどのように進めるかについて詳細なプランを提示する方針だ。

  メイ首相は29日にEU首脳宛てに書簡を送り、EU離脱交渉の開始を通告する予定。英政府はその翌日に「グレート・リピール(欧州共同体法撤廃)法案」の詳細を公表する見通しだ。

  2019年初めの英EU離脱後の継続性確保を目的とする法案は、EU法を英国法に置き換える手続きを定める内容。英国法への転換の過程で規則を修正する幅広い権限が担当相に与えられることになり、この部分が政治論争を引き起こす可能性がある。

  英政府は欧州機関への付託を取り除くためにこれが不可欠だと主張。一方、英最大野党・労働党のコービン党首はITVの番組で、「英国のEU離脱交渉のあらゆる段階で完全な説明責任が求められる。議会や民主主義に優越する立場から将来の出来事を左右する一方的な決定を行う権限をこの政府にみすみす渡すつもりはない」と述べ、懸念を示した。
  

原題:May’s Post-Brexit Regulation Plans Readied for Quick Start (1)(抜粋)

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