24日の米国株式相場は小幅安。米下院共和党はヘルスケア法案への支持が十分に集まらなかったために採決を断念したものの、相場は下げ渋る展開となった。ワシントン・ポストによると、トランプ大統領は今後、税制改革に注力していく方針だ。

  S&P500種株価指数は前日比0.1%下げて2343.98で終了。ダウ工業株30種平均は59.86ドル(0.3%)安の20596.72ドルで終えた。

  エバーコアISIのテリー・ヘインズ氏は「トランプ大統領と議会はこれから経済成長策の方に軸足を移すと見込まれる。その中核は税制改革だ」とリポートで指摘。「税制改革は早ければ8月までに終了する可能性があると当社では引き続き考えており、これは意欲的な行程表だが、ムニューシン財務長官がこの日朝に公に確認したものだ」と続けた。

  米下院共和党はこの日、トランプ大統領の指示を受けて医療保険制度改革法(オバマケア)代替法案の採決を中止した。大統領は前日、議席を失いたくないなら法案を支持せよと共和党議員に迫っていたが、最新の法案に反対する共和党議員の数は減るどころか増えていた。

  公益株が大きく値上がり。テクノロジー株は朝方の相場上昇を主導していたが、ほぼ変わらずで引けた。マイクロン・テクノロジーは7%高。

  S&P500種は週間ベースでは大統領選以降で最大の下げとなった。銀行株は週間で3.8%安と、昨年1月以来の大幅下落。ただ、この日の下げは限定された。トランプ大統領は税制改革に焦点を移す意向だと米紙ワシントン・ポストに示唆した。ヘルスケア株は週間で1.3%安。

  米商務省の発表によると、2月の耐久財受注額は前月比1.7%増。ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想の中央値は1.4%増だった。前月は2.3%増に上方修正された。

原題:U.S. Stocks Shrug Off Health Care Morass, Focus on Tax Bets (3)(抜粋)、U.S. Stocks Little Changed After Wild Ride on Health Vote Tumult(抜粋)、Stocks Fall, Bonds Rise as Health Vote Pulled: Markets Wra(抜粋)

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