インド最長の道路橋、日中韓の建設会社が受注合戦-3000億円規模

  • IHIインフラシステム、韓国の大宇建設などが提案示す-マダン氏
  • 約40年前から構想、ようやく実現へ-モディ首相も式典参加

インド最長の道路橋を建設する計画を巡り、日中韓の企業が受注合戦を繰り広げている。27億ドル(約3000億円)相当の契約獲得を目指し、国際的な建設会社が少なくとも7社競い合っている。

  長さ22キロメートルに及ぶ「ムンバイ・トランス・ハーバー・リンク」の建設に向け、中国の中鉄大橋局集団のほか、IHIインフラシステムや韓国の大宇建設、SK建設などが提案を示している。ムンバイ大都市圏開発機構のトップを務めるU・P・S・マダン氏が述べた。

  同氏によれば、海に面したムンバイ市の中心部と郊外を結び、移動時間を短縮させるこの橋の構想が最初に浮上したは約40年前。だがさまざな理由で実現は遅れていた。金融の中心地であるムンバイ圏には約2000万人が住むが、慢性的な交通渋滞が続いている。

  マダン氏は「幸いなことに今、離陸の段階にたどり着いた」と述べ、この橋が建設されれば開発が遅れているムンバイ東部の郊外に経済的発展をもたらし、それ以外の地区ではインフラ負担が軽減されることになると説明した。
 
  インドのモディ首相は昨年12月、この橋の建設に向けた式典に参加した。完成すれば自動車用の橋として、また海上の橋としてはインド最長となるハーバー・リンクは、ナビムンバイ地区に計画されている新空港などへのアクセスを提供することになる。マダン氏は年内の着工を見込んでいる。

式典に参加したモディ首相(昨年12月)

Photographer: Satish Bate/Hindustan Times via Getty Images

原題:Chinese, Korean Majors Vie to Build India’s Longest Road Bridge(抜粋)

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