世界の鉱山会社による探査活動が回復し、投資は2025年までに180億ドル(約2兆円)に達する可能性がある。中国が新世代の大型鉱床探査を主導する見通しだ。

  業界助言会社ミンエックス・コンサルティングのマネジングディレクター、リチャード・ショッデ氏(メルボルン在勤)によると、鉱物価格下落をきっかけに鉱山各社がコストを削減したため、探査予算は昨年、11年ぶりの低水準である約100億ドルに減少したが、その後は増加している。

  ショッデ氏は質問に電子メールで回答を寄せ、「サイクルの底から抜け出しつつある。探鉱セクターが活気を取り戻し、優良鉱床の発見が速いペースで進むチャンスだ。業界にとって巻き返しの時期だ」との見方を示した。

  探査投資額が最も多い中国は、新規鉱床の探査で引き続き優位に立つ可能性が高く、現時点ではカナダとエクアドルが鉱山会社による投資拡大の対象となっている。S&Pグローバル・マーケット・インテリジェンスは1月に発表したリポートで、トランプ大統領が資源開発により好意的な姿勢を示すとみられていることから、米国は探査を増やすとの見通しを示した。

原題:Miners Regain Mojo to Spark $18 Billion in Global Exploration(抜粋)

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