23日の米国債はほぼ変わらず。当初予定されていたヘルスケア法案の採決で共和党の合意が成立するかどうか、その見方をめぐり相場は変動したがほぼ変わらずとなった。

  ニューヨーク時間午後5時現在、10年債利回りは1ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%) 上昇の2.42%。取引終盤に米下院共和党がヘルスケア法案の採決延期を明らかにしたが、下院自由議員連盟のマーク・メドウズ議員は明るい見方を示した。

  朝方は下院共和党が予定していたヘルスケア法案関連の会合を延期したことが材料となり、国債利回りは低下した。その後、下院歳入委員会のケビン・ブレイディ委員長がヘルスケア法案についてやるべき作業はまだあるが95%合意に達していると発言すると、上昇し始めた。その後自由議員連盟が合意に至ることなくホワイトハウスを去ると、利回りは再び下げ始めた。

  ホワイトハウスは24日にヘルスケア法案が通過すると見込んでいる。

  BMOのストラテジストは採決の延期が「国債にとっては明らかに強材料となり、リスクオフがより重要視されるだろう。それが主題となりつつある」と述べた。

  独立ストラテジストのマーティン・ミッチェル氏はヘルスケア法案の通過は「国債利回り、ドル、株のいずれも押し上げるだろう。その一方で通過しなければこれら3つは最近の下げを一層深めることになる」と述べた。

  米財務省が実施した10年物インフレ連動債(TIPS)入札の結果によると、最高落札利回りは0.466%だった。

原題:Treasuries Swing as Consensus Eludes GOP on Health-Care Bill(抜粋)

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