ロンドンで最も住宅価格が高いケンジントン・アンド・チェルシー地区で、買った住宅を空き家のままにしている保有者を懲らしめる取り組みが進められているものの、あまり効果を発揮していないもようだ。

  同地区では空き家解消のためそのような物件について地方税を50%引き上げる措置を導入したが、2年以上人が住まず家具も設置していない住宅が690戸以上あることが分かった。2015年4月時点の660戸からむしろ増えていた。当該地区で住宅に課せられる地方税の最高額は1年当たり約2100ポンド(約29万円)に上る。

  ロンドンでは投資目的で購入された住宅が空き家のまま放置される現象が問題になっており、カーン市長がロンドン・スクール・オブ・エコノミクスに海外からの投資動向の調査を求めたほどだ。LSLプロパティー・サービシズとアカデータによると、ケンジントン・アンド・チェルシー地区で1月に売買された住宅の典型的な価格は200万ポンド強だった。

原題:Kensington & Chelsea Has Almost 700 Empty Homes Despite Levy(抜粋)

最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE