フィリピン中銀、政策金利を3%に据え置き-インフレ予想を下方修正

  • エコノミスト21人中19人が据え置きを予想
  • 17年のインフレ率を3.4%と見込む、従来予想3.5%-18年は3%

フィリピンの中央銀行は23日、主要政策金利である翌日物リバースレポ金利を過去最低の3%に据え置いた。景気拡大に伴うインフレ圧力に直ちに対応する必要はないと判断した。

  ブルームバーグが実施したエコノミスト調査では、21人中19人が据え置きを予想。2人は利上げを見込んでいた。政策金利予想のエコノミスト調査で全員一致の見方でなかったのは2年ぶり。

  オーストラリア・ニュージーランド銀行(ANZ)のシンガポール在勤エコノミスト、ユージニア・ビクトリーノ氏は政策発表前、「物価圧力が強まっている。商品相場上昇だけでなく力強い内需もその理由だ」と指摘。その上で、「すぐに引き締めを始める必要はないとみている。7-9月(第3四半期)が最適だろう」と話した。

  2月のインフレ率はここ2年余りで最も高い水準だった。ただ同中銀は今年のインフレ率見通しについて、2月9日に示していた3.5%から3.4%に引き下げた。2018年のインフレ率予想も3.1%から3%に下方修正した。

原題:Philippine Central Bank Holds Rate as Inflation Fight Gears Up(抜粋)Philippine Central Bank Cuts 2017, 2018 Inflation Forecasts(抜粋)

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