23日の米株式相場は小幅安。米下院共和党がヘルスケア法案の採決を延期したため、トランプ政権が推進する成長重視の政策は議会通過が難航するとの見方が広がった。

  共和党指導部が延期を発表すると、S&P500種株価指数はこの日の安値に下げた。その後、引けにかけて下げ渋った。

  S&P500種株価指数は前日比0.1%下げて2345.96で終了。ダウ工業株30種平均は4.72ドル安の20656.58ドルで終えた。

  トランプ氏の大統領選挙当選をきっかけに広がったリフレ取引は、3月に入って失速している。株価やドルを押し上げてきた成長重視政策の実現が依然としてほど遠いことが、その背景にある。トランプ大統領就任後で初の大型法案となるヘルスケア法案を議会通過に持ち込もうと、ホワイトハウスは終日にわたり議会共和党と協議し、説得に力を注いだ。

  下院本会議での同法案採決は24日に行われる可能性がある。

  金融株や素材株が高い。一方、エネルギーはもみ合った末に下落。原油相場は値下がりした。

  シカゴ・オプション取引所(CBOE)ボラティリティ指数(VIX)は5日連続で上昇し、年初来最高の13。

  出来高は約63億株と、年初来の平均を下回った。
  

原題:U.S. Assets Little Changed Amid Health Vote Delay: Markets Wrap(抜粋)
U.S. Shares Close Lower With Health Plan in Limbo(抜粋)

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