米アメリカン航空、中国南方航空への出資で交渉進展-関係者

  • 香港上場株220億円相当の取得を軸に交渉
  • 拡大する中国市場での存在感を高めることが狙い

世界最大の航空会社、米アメリカン航空グループ中国南方航空への出資交渉を進めている。話し合いは進展した段階にある。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。

  協議が非公開であることを理由に同関係者が匿名で明らかにしたところでは、交渉は中国南方航空の香港上場株約2億ドル(約220億円)相当の取得を軸に進められている。関係者の1人は、この株式購入は第三者割当増資を通じて行われる可能性が高いと述べた。乗客数でアジア最大の航空会社である中国南方航空の時価総額は約100億ドル。

  アメリカン航空は中国南方航空への出資を通じて中国市場での存在感を高めることができる。国際航空運送協会(IATA)は中国が2024年までに旅客機の乗客数で米国を抜き1位になるとの見通しを示している。米デルタ航空は2015年に中国東方航空の少数株を取得した。

  中国南方航空に営業時間外にコメントを求めたが、これまでのところ返答はない。アメリカン航空はコメントを控えた。

  22日の米株式市場でアメリカン航空株は前日比ほぼ変わらずの40.35ドル。年初来では14%下げている。中国南方航空は22日の香港市場で0.9%高の5.45香港ドル。今年に入って35%上げている。

原題:American Said in Advanced Talks to Buy China Southern Stake (2)(抜粋)

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