22日のニューヨーク原油先物市場ではウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物が続落した。最新の米エネルギー情報局(EIA)統計で先週の米在庫が急増したことが明らかとなり、主要産油国の減産で市場が均衡を取り戻すとの楽観論が後退。これを受けてロンドンICEの北海ブレント原油は一時、今年初めて1バレル=50ドルの大台を割り込んだ。

  ジョン・ハンコック(ボストン在勤)のシニアマネジングディレクタ ー、チップ・ホッジ氏は電話取材に対し「中東の産油国への打撃は大きいはずだ」とし、「現在の在庫水準と米国での掘削活動の高まりを踏まえると、相場を押し上げる材料は見当たらない」と指摘した。

  ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物5月限は前日比20セント(0.41%)安い1バレル=48.04ドルで終了。北海ブレント5月限は32セント安い50.64ドルと、石油輸出国機構(OPEC)が減産で合意した昨年11月30日以来の安値で引けた。終値ベースで200日移動平均を下回ったのは11月中旬以降で初めて。日中安値は49.71ドル。

原題:Brent Oil Falls to Lowest Since November as U.S. Stockpiles Rise(抜粋)

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